長谷川信さんの文章
目次
素敵な言葉
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■怒りのコントロール
長谷川信
怒りは人間関係で生まれます。
怒りは言われたことが一方的な根拠のない自分の意見の否定の時がほとんどだと思います。
まず一歩引いて冷静になる。巻き込まれると被害意識で全体が見えません。
そして自分の意見の根拠、相手の意見の根拠を分析します。
自分の根拠が間違いなければ怒る必要はない。相手の根拠が間違いなければ双方の違いと考える。もちろん理不尽な言い方をされたらはきだして落ち着くことも必要でしょう。
判断がつかない時は第三者の意見を聞きましょう。直接、相手に根拠をたずねてもいい。
自分が間違いと認めるのはつらいけど、相手の意見を認めることは善と思って認めます。
明らかな理不尽は、人格攻撃でなく言い方や振る舞いの改善要求が建設的でいい気がします。人格攻撃は自分の後味が悪いと思います。
ケースバイケースなので一例と思って下さい。
■ストレスコントロール
長谷川信
具体的な状況を変える。いいアイデアがない場合は相談する。
作業でストレス解消もできる。身体を動かす。歩く。風呂。日記。靴磨き。料理。コーヒー。
原因が現状の自分の気持ちの在り方にある場合
いくつか案を示します。
ネガティブに自分を責めている場合→良心的な人は「あなたなりでいいんだよ」と優しく受け止めてくれることを信じてみる。自分を肯定してくれる人は必ずいる。
完全主義→愛情が足りないから完全をよそおって満たす。良心的な人の「至らないのが人間。完全でなくても愛されるよ」という声を信じてみる。
人間関係で相手の態度に振り回される→「よく言うよ」とつぶやく。これは、相手は相手のしたいようにさせる。自分は自分でいいという考え方。また、場合によってはある程度、妥協して和解、信頼で解決もいい。
今は安全な環境なのにストレスを感じる→過去、激しいストレスがあって今、生きるのにあくせくしてる→ずっとストレス、ずっと安全は極端な考え方。そして、愛情を見つけ癒されて行く。
まだまだたくさん解決はあると思います。原則は、本当の自分に対し、愛情、信頼、肯定、安心をどのように作るかです。
自分でできることと他者からの働きかけが有効な場合があると自分は思います。
■仕事の人間関係のコツ
長谷川信
仕事場で厳しい言葉を受けた時
その言葉は自分の人格に向けられたのでなく自分の仕事の行動、振る舞い、内容に向けられたと考える。
すると冷静に「どうして欲しい?」と話し合いになり、仲良くなれる。ダメージを受けない。
また、自分の人格はそのままでいい、と肯定する。人格は人それぞれ。非難されても自分なりで問題ない。自分の行動に問題がある。
自分の体験談です。間違いをチェックする厳しい人がいました。怖かったけど、仕事の向上のため言ってくれてると考えたら優しい人に見えました。仕事に前向きになり、敵に見えていたのが協力者に見えてきました。
■仕事を楽しむ
長谷川信
仕事がきついという人は、まず仕事を精神論でとらえていると思います。やりがいを感じたいと。まず理想像があるのだと思います。
すると現実の厳しさに、こんなつらいことをやらされて、とネガティブになってしまうと思います。
仕事って精神論から入るのでなく、まず具体的な作業を意識して始めるといいと思います。その中で精神的なことを加えていくと楽しくなるのでは?と思います。
自分はスーパーの品だしの作業を何となく始め、作業を覚えてきた時「よし、きれいに並べてお客さんに感動してもらおう!」と楽しみました。
工場の時は、まず精神論から入ったため、つまり楽しさをイメージしてやったため、理想像とのギャップに苦しみました。無心で仕事を覚えることから始めて、だんだん「作業すること自体、楽しいな!」と思えたら苦しまなかったと思います。
■素敵な言葉
長谷川信
大切な人を失って悲しい時。それはそれだけ好きで大切な人がいた証拠。大切でなければ悲しいと思わない。悲しいと感じるのは大好きだから。自分の感じた大切、好きという感情にスポットをあてて、自分は素晴らしいとつぶやいてみましょう。
イライラした時。それは意欲があるから。例えば車の渋滞はイライラする。それはどうしても行きたい所があるから。どうしても行きたいと思わないとイライラしない。イライラするのは意欲がある証拠。そこまで意欲のある自分は素晴らしいとつぶやきましょう。
怒った時。それは何かを守りたいから。守りたいと思わなければ怒りも出ない。そこまで守りたいものがある自分は素晴らしいとつぶやきましょう。
誰かと比べて落ち込んだ時。それは上を向いている証拠。上を目指さなければ比較もしない。上を向いている自分をほめてあげましょう。
嫉妬を感じた時。それはなりたい自分がいるから。なりたい自分を先にやっている人を見るとつい嫉妬する。なりたい自分がない人は嫉妬すら感じない。なりたい自分がいる素敵な自分を素晴らしいとつぶやきましょう。
やる気になれないと思った時。大丈夫。本当にやる気になれない時はやる気がないことすら気がつかない。やる気になれないと感じたのはやる気になりはじめた証拠です。自分を優しく受け入れましょう。
批判されて落ち込んだ時。もしかしたら相手はあなたを応援したいのかも知れない。批判の奥底には、もっと良くなって欲しいという気持ちがかくれている。良くなって欲しくない相手にはわざわざ批判もしない。批判した人に「応援ありがとう」とつぶやきましょう。心の中で握手するイメージをしてみましょう。
誰かを批判して自己嫌悪になる時。相手が大切で大切で、良くなって欲しいと願っている証拠です。相手を大切にする自分は素晴らしいとつぶやきながら、ほかに思いを伝える言い回しを考えてはどうでしょうか?
人は成長する時、ネガティブな感情とポジティブな感情が生まれます。しかし同時には感じない。ネガティブな時、そもそも自分はどうしたいんだろうと優しくつぶやいてみましょう。本来の自分の意欲に気がついてあげましょう。その意欲に優しく寄り添ってみましょう。心が少しでも軽くなったら「おお、すごい」とつぶやいてみましょう。
お世話になった人を思い浮かべ「ありがとう」とつぶやいてみましょう。ちょっと優しい気持ちになれたらいいですね。
■心の傷を癒す言葉
長谷川信
愛情、優しさ、肯定などが心の傷を癒すと思います。
自分でできる場合と人の助けが有効な場合があると思います。
自分はこういう声かけが癒しました。
「あなたには優しい所があるよ」「大丈夫だよ。あなたはいい所、欠点含め、あるがまま受け入れられ、愛され、許されているよ」「あなたがいてくれてうれしいよ」「あなたの命が大切だよ」「体を大切にしてね」「よく頑張ったね。お疲れ様」などです。
世の中にはきっとこういう声かけをしてくれる人が必ずいると思います。なぜなら人には皆、良心があるからです。自分はこのような声かけにかこまれてることを信じています。
あなたも傷ついたら、癒しの出会いの希望を持って生きて下さい。生かされた者として応援します。
■人生を明るく
長谷川信
人生が苦しい人はたいてい何かにダメ出ししてます。何にダメ出ししているかを考えましょう。
例えば自分は今日は「買い物でお金がかかった。悔しい」とダメ出しをして自分を苦しめていました。
ダメ出しはたいてい思う通りに行かない時に起こります。
そんな時は「今回のことは自分に何を教え、どんな恩恵を与えてくれたのだろう」と考えてみます。
すると、ダメ出しの原因を教えてくれた、つまり、こういう風にお金を使うとこういう結果になることを教えてくれた。自分に学びの恩恵を与えてくれた。と考えました。
すると心が明るくなり「まだお金はあるから大丈夫」と前向きになり苦しみは無くなりました。
自分の出来事に対する見方を考えましょう。苦しい時はたいていダメ出しのくせがあります。苦しい時は「何にダメ出しをして何を嫌だと思っているかな?」と気づき「このことは自分に何を教え、どんな恩恵を与えてくれたのだろう?」と考えるくせをつけるといいと思います。
すると、だんだん前向きに明るくなると思います。
■自分を幸せにする
長谷川信
自分を宝石のように扱うことです。
宝石を扱う人は、スーツを着て手袋をはめて丁寧に宝石を扱います。そういう風に自分の体を大切に扱うことです。
お腹を満たすためにただ食べるのでなく、体を養ってくれてありがとう、と体を大切にする思いで食べる。
風呂にもただ入るのでなく、1日お疲れ様、ゆっくり洗ってあげるからね、と自分の体を大切に扱う。
そういう感謝の心がけが自分を幸せにします。
ただ、自分を不幸にするネガティブな思いを修正する必要はあると思います。
■退院の人生にとっての意味
長谷川信
退院は厳しい試練のように感じ、入院して安心したい人もいると思います。
そういう人に対して、退院とは人の人生にとってそもそもどういう意味があるかを述べてみたいと思います。
人は各自に紆余曲折の人生ドラマがあると思います。
そのドラマを考えると、おそらくそれは、親や病院のような自分を養育してくれる場でしっかり養われたあと、そこから徐々に脱却して、社会で出会う人と主体的に信頼関係を作っていくというドラマだと思います。
これが自立であり、大人になる大切なことだと僕は思います。僕は無我夢中で生きて、この道を見つけました。養育者に養われて安心している頃はわかりませんでした。
当事者は、知恵や経験を出し合い、最終的に自分の納得のいく自立した人生を、時間をかけて模索するのが大切なのかな?と思います。
ここで補足します。自立とは、助けとなる人がいらない訳ではないです。人と距離を置きつつ信頼関係を作っていくことだと思います。これは現実生活ではなかなか思う通りに行きませんが、一応の目標だと僕は思ってます。
なお、自立の道は自発的に思えることが大切であり、強制されるものではありません。各自がよく自問自答して自分のいく道を考えることを進めます。
■人が生きる理由
長谷川信
愛する人と出会うかも知れない。
大切なことに出会えるかも知れない。
自分を守り、愛し、救ってくれる存在に出会えるかも知れない。
そんな希望を求めて人は生きるんだと思います。
■幸せの三段ステップ
長谷川信
1、健康。寝る、食べる、歩く。空を見てさわやか。
2、人間関係の幸せ。一人でも一人じゃない。遠くで見守る人がいる。
3、お金、仕事の業績。
アルコールなどは3に入る
順番を無視して1、2、を満たさないで3だけ追及すると不幸。お金のため睡眠不足とか。
アルコールは禁止でなく変換する。感謝、自分は大丈夫という自己肯定感に。
そして1、2、を満たして。
自分は仕事は不幸と感じてた頃は金もうけにこだわり、人との交流、2の幸せを忘れていました。
■苦手な人への見方
長谷川信
自分にとって苦手な人への見方。
その人から何が学べるか?を考える。それには、なぜその人はそうする?と考えてみる。
多分、その人はそういうやり方でしか人をコントロールできない人。それ以外の方法が出来ないのではないか、と考えてみる。
すると、そういう人にならないようにしようと思わせてくれた恩恵を感じ、感謝な人になる。また、自分にも同じところがないか?人の振りみて我が振り直せ、でやはり感謝になる。