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グリーンクリスマスの夜に
雪の降らない暖かい冬のこの町も
今日は小さな灯りに心がときめくよ
君に言えなかった言葉を僕はぐっと飲み込んで
たった一人の冷たい部屋に帰る
君の知らない僕と
僕の知らない君が
どんどん増えていく
怖いくらい幸せだった去年のクリスマス
幼すぎた永遠の誓い 小さなもみの木
何もかも輝いていた
最近の君は忙しいからと
連絡もくれなくなった
いつのまにそんなにそっけなくなったの?
それとも心変わり?
女々しくて君に訊くことすらできない
そして今年のクリスマス
君からの連絡はない
去年のクリスマスと同じ場所で待っていると
留守電にメッセージを残した
約束の時間になっても君はやって来ない
電話もつながらない
あと少しで日付が変わる 君に会いたい
もし雪が降ってホワイトクリスマスになったら
君が天使のように舞い降りて来るのかな
朝のベンチで凍えるまで待っていたけど
結局君に会えなかった
君に言えなかった言葉をゴミ箱に捨てて
たった一人の冷たい部屋に帰る
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